新しい機構は、スライダ・ギア・クランクです。


この機構では
コンロッドはギアにつながり、
ギアはクランクにつながっています。

ギアの直径が、
エンジンルームの内歯車の直径の1/2
であるとき、
コンロッドの動きは直線となります。

私の友人は、すでに1994年ころ、すでに、直線の軌跡を利用する
エンジンを試作していました。彼は、その機構をリニアクランクと名づけています。

このほど、友人から、リニアクランク・エンジンの試作機を借りることが、出来ました。


この機構がすばらしい力を発揮したり、
省エネである理由は、
コンロッドのストロークが長い点にあります。
通常のレシプロエンジンでは、
コンロッドのストロークがクランクの回転円の
直径と等しいのですが、
スライダ・ギア・クランク機構では、
コンロッドのストロークは、
なんと、クランクの回転円の直径の2倍となります。

直線軌跡を利用すると、ストロークが長く、かつ、 ピストンがシリンダー側壁を押さえつけません。 よって、摩擦抵抗が少なくなります。 しかし、上至点、下至点あたりでは、 トルクを作るための腕長さが短く、 はずみ車の助けが無ければ、回りにくい ように、感じられます。、 これを改善するには、楕円軌道を利用するのが良いと 考えられます。 下の機構は、楕円軌跡を使った、模型です。 楕円の長径は10cm, 短径は5cmです。
なお、スライダ・ギア・クランク機構では、いろいろな 軌跡を利用することが考えられます。 三角、ひし形、なども、利用できます。 それらを利用すると、どのような効用が期待できるのでしょうか? 燃焼のメカニズムに沿った機構となる可能性もあるかも知れません。